< chat with samurai 11 月 22 日(火)&29 日>
H さん、T さんと、C さん、L さん、私の5名。
休暇で道内旅行をした T さんが訪れた札幌の有名ベトナム料理店の話。ブンボーフ
エ。見かけが、札幌とは真逆の地のとんこつラーメンそっくりだったので参加者二人から
ツッコミが入りました。
経済の中心地・ホーチミン市でも、最近、こうしたレストランがみられるそうです。
私が札幌にいた30数年前には、ベトナム料理店はなかったように思います。もし、あっ
たとしても、知る人ぞ知る存在だったはず。
現在は、12店舗ほど専門店が展開していて、先々月、浅草で実習生の人たちにつれて
いってもらった、関東を中心に展開する BANH MI XIN CHAO の支店もあります。札幌で
もベトナムフィスティバルが開かれ、専門料理店もあるのですから、隔世の感がありま
す。
人口規模 200 万程度の札幌にベトナム人は 772 人。道内人口は 530 万人程度で、全
道のベトナム人は 6,200 人程度(2018 年 10 月)。
3世帯、2世帯住宅などが宣伝されていた30数年前から札幌への一極集中がすすむ
一方、地方の産業では外国人が頼りということを示しているように思います。そのなかで
も、ベトナムの人の果たす役割は大きくなっているように思います。例えば、私の生徒の
ベトナムの人たちも、若いながら、管理職としての役割を与えられ一線で働いています。
レストランの話から、ベトナムの食の話に。昆虫食(カイコ、蜂の子、イナゴ)や、犬食な
どについて。もとは、貧しいなかでのたんぱく源摂取のためという起源は、かつての日本
でもみられること。最近は、急速に、食の西洋化がすすんでいるようです。
H さんからは、日本企業のベトナム進出に際してのマッチング事業でのプレゼンの話。
プレゼンの準備などについて質問も。
H さんが、内容のあるプレゼンを一人でサクサクと日本語でこなす写真を見て、わたし
は、20数年前にある会議に出た際に、ベトナムの女性官僚がパワポのアニメーションを
多用したプレゼンをしながら、部下の男性官僚に「tiếp theo」でなく、「next!」とスライド投
影を指示していた(いまから考えるとマンガのような)光景を思い出してしまい、ここでもベ
トナムの急成長ぶりを感じました。
なお、マッチングは数件成約し、成功裡に終了したそうです。