chat with samusai 5月15日

「なにかおもしろいこと、ありましたか?」

 JICAプロジェクト[VJCC(ベトナム日本人材開発インスティチュート)」17期の開講式で祝辞を述べる副代表のHさん。

 Cさん、Hさん(女性)、Vさんたちの日本語センターの思い出、6か月から1年と、日本語センターでの学習期間に幅はありましたが、皆さん、授業を含めて、毎日、日本語を8時間勉強。さらに来日してからは。仕事でわからないときは、日本語で質問して日本語を学んだそうです。

 大学時代は英語を学び、起業してから、日本語を学んだHさんも、ビジネスの必要性から日本語を使う場面が多く、交友関係や日本人学生のインターン受け入れなどの機会もとらえて、日本語を使ってきたそうです。

 ラオスの松尾さんも、タイに移住し、耳で聞いてタイ語を覚え、生活の中で使って身につけてきたとのこと。ラオスでは日本人に頼まれ、農業大臣との会談の通訳を務めたこともあるそうです。

 

 文字と文法から入る日本人の学習スタイルとは違い、音と必要性と実践をベースにして、勤勉な国民性もあいまって、短期間に日本語を実用レベルにもっていくベトナムのかたの学習スタイルには、日本の英語を含めた学習法とは大きな違いがあることを再度、気づかされました。

 

 このほか、日曜礼拝(にちようれいはい)の様子を紹介していただき、日本人参加者2名が仏教徒(?)でありつつも、子供の時は幼稚園、保育園の日曜学校に行っていたことを紹介し、宗教観の違いについても話しあいました。

 

「松尾先生の写真講座」 

  冬の松本城の映った写真をもとに、季節や時間、写っているもの、写真から受ける印象などを話しました。プロの撮る写真は、スマホであっても、漫然と風景をとっているのではなく、テーマが浮かんでくることにいつも気づかされます。